合気道は、力を抜く?!
力を入れるなσ(^_^;)?
通常のスポーツでは「力を入れて」技をかけたり、相手を倒したりしています。当然、相手に力負けしたら、逆にやられてしまいます(^^)
しかしながら、合気道は違いました。
「力を抜いて」技をかけたり、相手を倒したりしています。
う~ん、よくわからないですよね(苦笑)
まず、力を入れた場合を考えてみましょう。
片手取りで手首を掴まれたら、その手首を意識して力が入ってしまうと、相手から力の反発を受けてしまいます。
力が入ると、相手がその部分を支点にすることができます。つまり、相手に反撃のきっかけを与えてしまうんですね(なるほどぉ)
逆に力が抜けていると、相手は力の支点がないので、対抗のしようがなくなるんです。ほんとです。
ただ、この「力を抜く」っていうが、簡単そうでなかなか難しいのも事実ですけど😅
力を抜く実験
例えば、片手取りで手首を掴まれた場合です。
上手に力を抜くと、相手の体勢を崩すことができ、技をかけることができますが、ここで実験してみましょう(笑)
・相手が手首を持った状態で、自分が腕の力を抜きます。
・そして、相手が手首を持った手を離します。
さあ、あなたの腕はどうなったでしょうか?
ほとんどの方は、相手が手首を掴んでいた手を離しても、なんと自分の腕はそのままの位置に留まっています。
ほんとは、相手が手を離したら、自分の腕の重みで、自分の脚付近まで腕が降りるはずなのに、です。
これでわかることは、力を抜こうと思っても、無意識に力が入っているということ。生活をしていて、意識して「力を抜く」ということがないので、力の抜きかたがわからないのですね。
この力を抜くことは、合気道の秘訣のひとつです。
そう簡単にできるものではないのですが、稽古を続けていけば徐々にできるようになっていきます。
そうすると技のレベルが格段に上がり、合気道がますます楽しく感じられることでしょう!
でも力を抜いただけなら、相手は倒れないんじゃない?そういった疑問が出てきますよね。
合気道には、力を入れないけど、強い力を生み出す方法も、ちゃんとありました。
それは・・・
長くなりましたので、次回お話ししますね。
ではでは、また。
だいきち